[歴史①]日本史

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歴史観


歴史観とは 【historical view

歴史観の定義・意味など

歴史観(れきしかん)とは、歴史の見方を決める史観、すなわち、多くの事実のなかからあるものを選び出し、事実を意味づける価値観をいう。

参考:小学館 『日本大百科全書』

歴史観の目的・役割・意義・機能・作用など

歴史の相対性

歴史家はそれぞれ固有の歴史観をもっており、歴史家が自己の立場から事実をどう解釈するかは自由であって、その解釈が史料によって実証され、論理的に整合する限り真である歴史の真実はただ一つではなく、歴史観の違いからくる史実の解釈の相違は、容易に一致させることができない。

小学館 『日本大百科全書』

歴史観の具体例

  • 古代ギリシアの循環史観
  • 中世キリスト教の救済史観
  • 近代啓蒙期の進歩史観
  • 19世紀のナショナリズム史観(国家や政治を中心にみるドイツ史学。ヘーゲルの歴史観)
  • 階級間の闘争を重視する史観(史的唯物論)
  • 精神・文化現象を中心にみる史観(シュペングラー・トインビー)
  • その他

参考:小学館 『日本大百科全書』、三省堂 『スーパー大辞林』など



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