関東軍
関東軍とは
関東軍の定義・意味など
関東軍(かんとうぐん)とは、満州におかれた日本陸軍の部隊をいう。
参考:『五訂 必携日本史用語』 実教出版、2015年、365頁など。
関東軍の目的・役割・意義・機能・作用など
関東軍は日露戦争後にロシアから譲渡された租借地である関東州(遼東半島南部の旅順・大連と付属地域)と南満州鉄道の警備を主任務として、日本の満州支配の中核的役割をになった。
参考:『五訂 必携日本史用語』 実教出版、2015年、304・365頁、岩波書店 『広辞苑 第六版』
関東軍の歴史・沿革・由来・起源・経緯など
関東軍は、日露戦争後におかれた関東都督府を1919年(大正8年)に関東庁へ改組した際、それまで置かれていた守備隊を改編し、独立させたものである。
参考:岩波書店 『広辞苑 第六版』、三省堂 『スーパー大辞林』。
関東軍の意義・評価・解釈
関東軍は独断専行が目立ち、張作霖爆殺事件※や柳条湖事件(南満州鉄道爆破事件)・満州事変を起こしたとされる。
※張作霖爆殺事件については異説がある。
『五訂 必携日本史用語』 実教出版、2015年、365頁。
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